ゼロから学ぶ老人ホーム

数ある介護施設の中でも老人ホームに焦点をおいたブログ

夜勤をするときの心得

「老人ホーム」と呼ばれる施設は、基本的に24時間体勢で入居者の介護を行っているので、夜勤が欠かせません。そのため、介護スタッフは、自分の体調管理にも気をつける必要があります。
夜勤の場合、昼夜逆転の生活になるので、睡眠の取り方に工夫をする必要があります。また、日勤に比べると勤務時間も長くなるので、仮眠や夜食をとったりして、リフレッシュをすることも大切です。慣れるまでは辛く感じるかもしれませんが、夜勤手当は収入アップにつながるので、苦手意識持たずに頑張りましょう。

数が多い公的施設と民間施設

一口に老人ホームと言っても、その種類は様々です。その中でも多いのが、民間施設のグループホームや公的施設の特別養護老人ホームです。

 

特別養護老人ホームは「特養」と呼ばれており、認知症や寝たきりなどで要介護3以上の認定を受けた高齢者だけが入居できます。介護スタッフの仕事は、食事や入浴、排泄などの生活支援サービスが中心です。その他、リハビリやレクリエーション等による機能訓練なども行います。介護スタッフが主な仕事を担っていますが、機能訓練は理学療法士などの有資格者が指導する他、医師や看護師、栄養士、調理師も働いているのが一般的です。また、ケアマネージャーや生活指導員、施設長もいます。

 

それから、高齢者なので緊急事態が生じる可能性があり、夜中に排泄や体位を変えることが必要な人がいるため、24時間体制で対応しています。

一方、グループホームは要支援2か要介護1以上の認定者が利用できる施設です。認知症の症状が出ている人が対象となっていますが、5~9人を1ユニットとした家庭的な施設で自立した生活を送るという内容になっています。

介護スタッフは認知症に精通した人が仕事に当たり、基本的に医療ケアは行いません。介護及び生活支援サービスは行いますが、食事や洗濯、掃除などは入居者らが自分達で行います。

 

しかし、施設によってはスタッフが調理したり外部で作ってもらったりすることもあるでしょう。そして、機能訓練士によるリハビリやレクリエーションを通して、認知症が進行するスピードを遅らせるよう努めます。なお、こちらも24時間シフトの交代制です。

このような介護の現場に興味がある人は◯老人ホームで働くには?◯というサイトも参考になると思います。